Q8:アマチュア無線の非常用通信ってなんですか?

A:電波法令上の規定では、非常時における無線通信は、大きく二つの分類されています。

ひとつは電波法第52条の「非常通信」であり、もうひとつは電波法第74条の「非常の場合の通信」です。簡単にいえば、前者は免許人の意思による通信であり、後者は総務大臣からの命令により取り扱う通信です。
また前者は、免許人の意思により免許状の範囲を超えて運用することが可能ですが、後者は総務大臣の命令の範囲内で運用することとなります(ただし、命令如何によっては免許状の範囲を超えることも有り得えます)。

アマチュア無線の場合、一般的にこの両者の区別が曖昧であるのみならず、免許状の範囲内で行ういわゆる「災害時の通信」も「非常用通信」の範疇として考えられているようです。
以上のとおり、電波法令上の規定とは別次元として、アマチュア無線の非常用通信とは、「地震等の非常災害時において行われる通信」と位置付けられるでしょう。

( J-DINS社員 馬場秀樹JJ1NYH )

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