10月13日に非常用通信を想定した感度交換(以下、単に「非常用通信訓練」といいます。)を行いました

8月にJ-DINSクラブ局JQ1YRUを立ち上げてから、初の本格的な非常用通信訓練を行いました。共に訓練を行ってくださいました日本テレビのNTVクラブ局JA1YJRの皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

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2007.10.15/理事長渡辺実.記載

<報告書>

非常用通信訓練

 

JQ1YRU(J-DINSクラブ固定局)/JE1XFW(渡辺モバイル局)~ JA1YJR(NTVクラブ局非常無線室)

 

 

1.目的

首都圏直下地震発生時等、携帯電話などの既存電気通信回線機能が使用不可能になった場合の非常用通信を想定し、渡辺モバイル局・J-DINS固定局・非常無線室間の感度交換による無線機・アンテナの動作確認を目的とするQSO訓練を実施した。

2.スケジュール

日時 : 2007年10月13日(土)12時~15時

 

3.使用無線機

 

○ JE1XFW渡辺モバイル局 : STANDARD VX-6  430MHz帯 5W  モービルホイップアンテナ HONDA 250cc FORZE

○ JQ1YRU J-DINSクラブ固定局 : STANDARDS C-7900  430MHz帯 10W 20m高GP 

4.運用周波数   431MHz

 

5.訓練状況

 12:00 モバイル局・固定局ともスタンバイ

 12:08 運用周波数決定 メインチャンネル(433.0MHz)から431MHz帯へQSY 運用開始

 12:32 モバイル局早稲田出発

    ~ 移動中途中4回 JA1YJR 及び JQ1YRU との感度交換を実施

 13:08 日本テレビ汐留タワー着 モバイル局感度交換を終了

 15:00 JA1YJR-JQ1YRU間の感度交換を終了

 

今回、早稲田~日本テレビ汐留タワーまでの全行程ほぼRS59でクリアーなQSOが可能でした。

 

日本テレビ首都圏直下地震発生時対応訓練のなかで、NTVクラブ局が非常用通信を想定したメンバー間のラウンドQSOを実施し、このラウンドに参加する形で平成19年度第一回J-DINS非常用通信訓練(固定局・モバイル局)を実施しました。

 

結果は、固定局・モバイル局ともクリアーなQSOが行われ、無線機・アンテナともに動作が良好であることが確認できました。

6.訓練参加メンバー

 ○ JE1XFWモバイル局 : OP 渡辺理事長

 

 ○ JQ1YRU J-DINS固定局 : OP 高橋理事  記録 馬場社員 / 補佐 金刺社員  ###

Je1xfw Jq1yru

Q8:アマチュア無線の非常用通信ってなんですか?

A:電波法令上の規定では、非常時における無線通信は、大きく二つの分類されています。

ひとつは電波法第52条の「非常通信」であり、もうひとつは電波法第74条の「非常の場合の通信」です。簡単にいえば、前者は免許人の意思による通信であり、後者は総務大臣からの命令により取り扱う通信です。
また前者は、免許人の意思により免許状の範囲を超えて運用することが可能ですが、後者は総務大臣の命令の範囲内で運用することとなります(ただし、命令如何によっては免許状の範囲を超えることも有り得えます)。

アマチュア無線の場合、一般的にこの両者の区別が曖昧であるのみならず、免許状の範囲内で行ういわゆる「災害時の通信」も「非常用通信」の範疇として考えられているようです。
以上のとおり、電波法令上の規定とは別次元として、アマチュア無線の非常用通信とは、「地震等の非常災害時において行われる通信」と位置付けられるでしょう。

( J-DINS社員 馬場秀樹JJ1NYH )