宛て先のある言葉

ぐるぐるです。

送ればせながらの報告。

8月17~19日の日程で、7月中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎市へJ-DINSとしての調査に随行してきました。被災地への調査・・・初体験は、見ていなかったことや見えていなかったことのなんと多かったことか。テレビや新聞を通じて知っていることって、ほんとにわずかなんだなと思った数日。

柏崎市に入ってまずは取材をお願いしていた地元柏崎市のコミュニティ放送・FMピッカラを訊ねました。数年前に柏崎の花火大会へ来て以来(必見!海の波間に花火が咲くって想像できます??)の2度目の訪問。のんびりとしたたたずまいのはずが、スタジオ全面のガラスには「危険!」の文字。スタジオ建物とアプローチの境目は10センチ近くの溝。その中で、地震発生直後、1分後には災害放送を開始したスタッフ、第一声は「落ち着いてください」。さらに「火の元を消してください」「ご近所のどうし安否を確認してください」の3つを伝えたそう。それから延々とぎれることなく、少ないスタッフでありながらFMピッカラは市民の皆さんへ生活/安心情報を伝えている。しかも、絶大な信頼とともに。

ラジオから流れてくる情報や音楽、私(や あなた)に寄り添ってくれてはじめて私(や あなた)の気持ちにストンと落ちるものなのかも。だれかに宛てた言葉よりも、私宛ての言葉がこんなに威力を持っている。ラジオってすごい。

9月1日ネット防災訓練2007スタート

J-DINSの賛助会員でもある、ニフティ㈱と㈱レスキューナウ。インターネットを通じた防災情報とコミュニケーションに力を注いでいます。
昨年に続き、<ネット防災訓練2007>が実施されます。インターネットを通じてどなたでも参加可能。あなたが大災害にあった、家族が巻き込まれた・・・と想定して臨んでみてはいかがでしょうか。

実施日時:9月1日(土)12:00~9月2日(日)12:00(24h)
対象者 :一般の方、NPO団体、ボランティア団体
参加方法:↓↓サイトをご覧下さい

http://rescuenow.nifty.com/tokusetsu2007/kunren/index.htm

新潟県中越沖地震から1ヵ月-柏崎市に流れる歌

新聞記事で読んだ方もいらっしゃることでしょう。

大きな被害を受けた新潟県柏崎市で、今、小さな子供達から市役所のおじさままで、だれもが知っている歌があります。

それは、KOKIAさんが歌う「わたしにできること」という曲。
(追記:本ホームページ<観る&聴く>003に音源アップしました 2007.09.18)

地震発生の数日後、柏崎市に住むKOKIAさんのファンから届いたメールに、KOKIAさんが気持ちを曲にして届けたのがはじまり。そのMP3音源が地元柏崎市のコミュニティ放送局FMピッカラにもちこまれ、以来リクエストが相次ぐ、柏崎のみんなを元気にする曲として連日オンエアされています。

災害FM局として、不自由な生活を送る柏崎とその周辺の方々に生活情報を送り続けているコミュニティFM局:FMピッカラ。みんなのココロへ、元気も届けています。

KOKIAさん本人によるブログ。http://www.kokia.com/blog/

7月26日付以降、「わたしにできること」をめぐる一連のできごとが彼女自身の言葉で書かれています。

この間の記録もままならないうちに

ぐるぐるです。わらわらしているうちに立秋。さぼっていました。

防災の専門雑誌にはまだ3月の能登半島地震に関する検証記事などが載っている時期、追うようにして起きた7月の新潟県中越沖地震でした。そこから、わらわらが始まり今に至る。

J-DINS事務局がある㈱まちづくり計画研究所では、この10月1日から一般運用される緊急地震速報の端末機器を複数機種設置して検証実験中。その1機種は携帯電話にも配信されるように設定してあるのですが、7月16日は寝起きぐるぐるの携帯もブルブル・・・んーまた新潟?大きい?と思っていたら、数秒後に東京のぐるぐるの身体がふらつく。目からの情報で貧血になったかと思ったのでした。

それからはニュースのとおり。そして、報じられていないこともいっぱいあるはず。

来週、J-DINSは柏崎市へ入り調査/取材を行います。

被災地の真ん中でがんばるFMピッカラ、今回も多くのバックアップをしているFMながおかへの取材も。そして地震発生の混乱時から落ちつくまで、どのように情報が集められ、発信されていったか。被災者の皆さんは、情報をどのように得て活用しているのか。

大きな災害も、ニュースの一片になってしまうのはとても早い。大災害を他人事にしないように、ぐるぐるも足を運んでみる。